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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

2009年02月24日 19:24

日本ではすっかり「ハムナプトラ」シリーズとして定着してしまったが、原題は「MUMMY」。つまりこのシリーズのコンセプトは「エジプト」ではなくあくまで「ミイラ」。ちょっとそこ、勘違いしやすいのでヨロシク!というわけで、今回は舞台を中国に移し、古代中国の皇帝のミイラにまつわるお話です。

「インディのパチもの」とかさんざん言われちゃってるこのシリーズですが、管理人は個人的に大好きなんです、これ。似たようなアドベンチャー系の「ナショナル・トレジャー」シリーズなんかよりよっぽど面白い。
もちろんインディ・ジョーンズの系譜にあたる、ドキドキハラハラ、古代の秘宝を探して、笑いありアクションあり、なところはとても類似しているのだけど、このシリーズの一番の特徴と言えるテーマは「家族」。1で知り合った主人公リックとエブリンは、2で結婚していて子どもがおり、今回の3では成長して青年となったその息子アレックスとともに冒険に出かける。なんとも和やかな設定ではないですか。インディでもインディパパや息子は出てきたが、ここまで家族・血縁が前面に出た設定は珍しい。シリーズ通してのおっちょこちょい役(これがまたいい味出てる)、ジョナサンもエブリンの実兄だし。
そしてまた、この家族間の仲の良さが、なんともほのぼのしていて良い。夫婦は(いい年こいて)ラブラブだし、場違いなところで「家族会議よ!」などと騒いだりする。彼らにとって、家族=冒険に欠かせない大切なパートナーということがとても重要になっていて、思わず「家族っていいなあ」と心温まること必至。

映像は今どきのアドベンチャーらしく、いかにもなCGがてんこ盛りで、人によってはアレルギーを起こしかねないが、その過剰なまでのCGも何故かあまり気にならない。それはまるで現代のハリー・ハウゼンのような、映像で夢を語ろうとしている姿勢が前面に見えてくるからかもしれない。
今回の一番の見せ場となる、動く兵馬俑の大群が戦うシーンなどは、動きこそ滑らかなもののハリー・ハウゼンの動く彫像タロスなどを彷彿とさせるし、それに敵対するミイラ軍団は骸骨戦士のようだ。きっと現代の技術を携えてハリー・ハウゼンが映画をつくったら、こんな風になるんじゃないか、思わずそんな気がしてくる。
CGは出来の良し悪しだけじゃない。それを使って何を見せようか、ということが重要なのだ。

最近なかなかつくられない王道アドベンチャーというジャンル。インディや「ナイルの宝石」シリーズなんかで育った自分にとっては、子どもの頃の映画の原点を思い出させ、大人になった今でも子どもの頃に戻ったかのようなワクワク感を味わわせてくれる貴重な作品だ。
冒険と謎解き、モンスターと古代の秘術、ドキドキとワクワク、心温まる家族描写と程よい笑い、過剰なシーンは一切なし、これこそ子どもや家族と一緒に観たい、観るべき、万人におすすめできる映画だと思う。
やっぱり映画はこうでなくっちゃ。エンタテイメントとはまさにこういうことを言うのではないか。

難点を挙げると、まずエブリン役の役者さんが変わってしまったのが残念。前の人のほうが可愛かった。それはもう、めっちゃ可愛かったのに!!
また、息子登場により父親リックの出番が若干減ってしまったこと。なんとか見せ場は確保したものの、もっとリックを前面に出してくれたほうが良かったかな。やっぱり主人公なんですから。

内容はともかく、登場人物は1から時系列に沿って登場するので、1や2が未見の方は1から観るのをオススメします。1や2も面白いよ!

それにしてもブレンダン・フレイザーって、チャーミングな色気があっていいよね。顔はさっぱり好みじゃないのに、何故か大好きです。

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